地下鉄道にのって - エムマッティーナ雑録

劇評家カトリヒデトシのブログです

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パブリックシアター「春琴」 を観る

外国人演出家が日本で舞台を演出するってぇと
ことばはアレなので演技が中心ということになる
すると
普段きびしくストレートプレイをやってるわりには
なかなか外連にみちたバランスの悪い作品になったりする

ということでほとんど期待せずに観に行ったんだが
そういう思いこみが裏切られることがあるのが
「生」のおもしろさ
頭でグチャグチャするより行動ねってことで

深津絵里が舞台でいいのはもちろんしっているし
それが観たくて行ったんだが
サイコーであった

谷崎の「春琴抄」を「陰影礼賛」をからめて筋立てるというのは
なかなか素晴らしいアイディアだった
春琴に仕え尽くす佐助の回想と
朗読ドラマとしてのナレーターとのト書きが交錯し、重層化し
さらに春琴を年齢とともに人形から人間へと4回もバトンタッチすることで
長い時間をうまく処理した

春琴の「美しさ」と「酷薄さ」が
文楽的な人形づかいゆえのギクシャクがかえって
鮮明、先鋭に描かれている
さらに
照明を極端に落とした暗い舞台が
「陰影」をたんなるモチーフとしてでなく
「闇」の生命力として造形しているのに
感銘をうけた



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  1. 2008/02/29(金) 00:00:00|
  2. 演劇
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イキウメ 「眠りのともだち」

イキウメに初めて、しかも初日だぁ

小島聖、最近よく会うなぁ(笑)
水野美紀と同じでよく会う

彼女たちがでたい舞台が私の観たい舞台なのか
どう評価コメントすればいいのかわからん

100分の舞台であるが
その長さでも十分、凝った構成、構造にして
観客をドライブすることは可能だと証明した。

こういう「夢」をあつかったSFものは
舞台では、ことばで説明するしかなくなり
アイディア負けのチープに陥ったりしがちである

今回は
SF的な説明はざっくりいって深入りせず
観客が世界観に拘泥するヒマをあたえずに
現実の「事件」を介入させることでうまくもってった

観ててなかなか気持ちよかった

やっぱ若手には点があまい…… か



  1. 2008/02/27(水) 00:00:00|
  2. 演劇
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かもねぎショット『仲よくなった小父さん』

乾電池にいた広岡由里子を久しぶりに観た。
栗栖と共に実によい演技で、収穫だった。

広岡の「なっちゃん」は少しも悪びれず、反省も後悔もしない『悪』で、かえって爽快でさえあった。
ダイヤモンドは傷つかない。ということだろうか。
もちろん高価ということではなく硬化という点で。

船上。回想。劇中劇と場面転回が多いが、すべて暗転(笑)
作劇からいったら下手この上ないんだが、ホンが緊密に構成されているので、劇的緊張は持続し、うまいこと緩急ついてよかったといえよう。

楽しかった。




  1. 2008/02/26(火) 00:00:00|
  2. 演劇
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『スイニートッド フリート街の悪魔の理髪師』

タイトル・ロールのスタイリッシュさに打たれ、色を飛ばした画面の調子に引き込まれたものの、ちとこれは手にあまった。
バートン&ディップという才人タッグも、「切裂き」、「血みどろ」へのセンスが日米で違い過ぎて、あんまり観てて気持ちよくなかったっス。

チャンバラなら工藤みたいに血しぶき上がっても平気なんだがなぁ。
カミソリはで喉笛をというのは、我が国向きではないと断言しておく。

そうかと言って、スプラッタとして観りゃいいかというと、ホラーが持っているような、けばけばしい脳天気さはなく、沈鬱なトーンなので、実に重苦しい。

ミュージカル仕立てで、内面が掘り下げられていないのが、かえって気持ちの負担を減じてくれているというよくわからない有様であった。

薦められない一本



  1. 2008/02/25(月) 00:00:00|
  2. カテゴリ未分類
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『銀色のシーズン』 を観た



いつもの「挫折」と「再起」の青春ドラマなんだが

どちらも深みはない

失われた花嫁の田中も浅薄な葛藤だし

町おこしのエピソードもせこい

ところが
アホな若者、そういうのをやらせると
瑛太はサイコーである

こういう「高められない葛藤」をテキトーにごまかしながら、先延ばしにしている若者というのは
ほんと瑛太の「ハマリ役」である
彼の、文句を言わせぬ、ノックアウト級のノーテンキな「さわやかな笑顔」は
つまらないグタグタを吹き飛ばす破壊力をしめている

だから
玉鉄は力があるのに残念な役回りだし
瑛太以外に印象に残らない

とにかく
彼一人にもってかれた感じ

すごく
後味のいい映画である



  1. 2008/02/24(日) 21:29:33|
  2. 映画
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「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」 を観る

市原隼人 、関めぐみ 、浅利陽介 、三浦春馬

という若手のいきのいいの
(市原くんは生きが良すぎて問題を起こしたりしてるようだが、ほされない実力は立派である)
をそろえて
ジェイソンのようなチェーンソー男と日々格闘するヒロインに
明日が見えない男子高校生が付き従い
婦唱夫随で活動するという
「なにももう!」ってぐらい荒唐無稽な話

しかし
観ているうちに
チェーンソー男というのが
ヒロインの「絶望」の具現で
それを倒さないと彼女の人生が始まらない
という
結構
リリカルかつまっとうな「青春映画」であることがわかってくる

だから
市原くんの「さえなさ」

かっこよく死んだ三浦への「コンプレックス」

「青春のもやもや」だと
わかると

実に好ましい作品で
見終わった後、爽快感として残る

原作はいつものとおり「マンガ」らしいが

ストレートに青春に悩んだり、苦しんだり
って具合に行かなくなっている
「今どきのわかもの」たちを
すこし 残念に思うオヂではあった



  1. 2008/02/23(土) 12:59:23|
  2. 映画
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『ジャックとその主人』 観た

ジャックとその主人 観た

巧者の串田と白井だから二人で掛け合っているとこは、心地よくて安心して観てられる。

内田有紀はお人形さんで自我の要らない役。
あれでキャリアになるのか?
と余所事ながら気になる。

二人が自己の恋愛を語り合うという単純な筋立てながら、がらんどうの舞台から始まったのが、額縁舞台が出てきて、そこで二人の回想やらが演じられるようになると

一挙に言語も、構造もメタ化してきて、複雑に重層化してきて、ゴチャゴチャする嗜好

二人の旨さだけで力づくで持ってくから、あまり演劇的喜びはなかった。



  1. 2008/02/22(金) 22:57:51|
  2. カテゴリ未分類
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XP標準の壁紙「草原.bmp」 実写だそう!

XP標準の壁紙「草原.bmp」。
英語の草原「bliss」は「幸福」「至福」の意

うーむ実写だったかぁ。

キレイすぎるのをみるとCGのような気がしてしまうのは
「病」かもしれない

カリフォルニア州ナパ郡のソノマバレーの東にある丘だそう。
撮影は『ナショナル・ジオグラフィック』で25年以上のキャリアがある、カメラマンのチャールズ・オレア氏。

HPをのぞくとどれもこれもといううつくしさ
こっちを壁紙にしよっと

http://www.wineviews.com/index.html

ソース
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1202543192/l50x



  1. 2008/02/22(金) 07:13:54|
  2. 社会批評
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ピューと吹くジャガー

久しぶりにものすごいものみた。

映画のヤオイである。

作り手は観客を楽しませようと思う以前に、自分は楽しかったんだろうか?

うむむ

そういう意味で脱力系というより、弛緩系だった。

金返せ!
時間返せ!
という感想はフツーの反応だろうなぁ

ま、私は映画ならなんでもいいんだけんども


  1. 2008/02/21(木) 22:32:57|
  2. 映画
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チームバチスタの栄光

ただ
原作のストーリーをなぞっただけ、
思ったよりも竹内のグチ先生には違和感はなかったが、
阿部ちゃんは本人のせいではなく、消化不良。

ストーリーの消化に集中しすぎで広がりがなさすぎ。


犯人役の役者ももっとできだろう。

あーあ



  1. 2008/02/20(水) 00:00:00|
  2. 映画
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