地下鉄道にのって - エムマッティーナ雑録

劇評家カトリヒデトシのブログです

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ZOKKY 「のぞき部屋」

5分の短編というか、コント6本である

「馬並みなはなし」
「業に向かって唾を吐く」
「顔に自信がない」
「乳が出て幸せ」
「ブラジャーに乗って」
「欲棒という名のすごい棒」

題名がすべて小劇場系の近作を元ネタにしてるのはおわかりだと思う
(といいつつ最後はテネシー・ウィリアムズで、ネタに詰まったのがありありでやんの(笑))

観客は1人っきり。
壁を覗いて、向こうで演じられる5分のコントを見る、という趣向。

こういうすばらしく「くだらない」のは、胸を張って「お勧め」したい!!!

こういうろくでもないものを愛している自分が誇らしい!!

当たらない、大コケでというのでないのに、最初から観客より演者の方がおおいライブの表現というのは、ありえないですよね。

偉大だ。
このやりたいことをやりきるために、非効率を恐れないという、それこそがライブものの矜恃だ!!
興行としてなりたたない効率の悪さ(ステージ1コで1人に5分占有、出入りを考えると10分)し、1回500円だし、環境も悪いし(ビルの地下通路を仕切ってやってる)し、ほんとにたいへんだと思う。

だからこそこういうのはもっと顕彰したい。



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  1. 2008/11/29(土) 00:00:00|
  2. 演劇
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今月みたものから

・イキウメ「図書館的人生VOL.2 盾と矛」

やっと前川がカッコついたような気がします。
「殿様ランチ」の板垣の風貌がとてもよかった。

・多摩川劇場「柴幸男&中野成樹」

すげぇ、気合い入れていかなかなければならない、街頭演劇ですが、内容がとてもゆるくて、いい感じの脱臼。
柴なんてやすやすと臆面もなくファンタジー作るとこにちょっと唖然。
「toi」1月に必ず行く。

・ハイバイ「男の旅 なつこ編」「輪廻TM」

ユルくて、適当で…。
芝居を毎月、たくさん見てる私なんかは、こういうのもありかな。
と楽しめるけど、どうなんでしょ。

年間舞台を10本以上見る人が3万人(ぴあ06年統計(歌舞伎、宝塚、四季などの特定団体ファンのぞく)という中で、こういうのもありという勧め方はよろしくないのではと思う、昨今。
評価とおすすめはちがうな、と。

・有度サロン「別冊谷崎潤一郎」

レベル高し、見る価値ありありありまくり。
でも悪口かこっと、そのうち。

・道学先生「ザブザブ波止場」(中島淳彦作)
・青年座マキノノゾミ三部作の内「赤シャツ」・「MOTHER」

いやんなるほど完成度高い脚本。
戯曲として読んでも、楽しいと思います。ほんとにもの凄い作家です、2人とも。安心して「お勧め」できます。

…でもそのお勧めは、、、北海道土産だといって「蟹」や「白い恋人」買ってくるようなもんで、「これなら安心」というテイストに満ちていると感じるんだよなぁ。
それは「この程度でおまえらはうれしいだろ」とバカにするというのではなく、「無難を選ぶ判断停止」があると思うんだ。

「お勧め」に自分と他人との価値観の格闘がないとしかたないんではないかな。

私が芝居にもとめているものはそういう「うまい演劇」の中には、あんまりない。
満足するものの、「で?」と思ってしまう。

・スクエア「誉め兄弟」

ヒューマンやるなら、このぐらいのテイストが、今の私ごのみ。

頭のユルい、のんびりした人しかでてこない人情喜劇。
でもペーソスにならず、ある意味アナーキーな雰囲気になっていくのが関西テイスト。
役者陣うまし。
スクエアいいぞ。

・電動夏子安置システム「笑う通訳」

2時間で頭パンパンになります(笑)。
ミステリファンをシビレさせるプロットと「ハウダニット」に満ちてます。
話がものすごく入り組み、複雑で、おもしろいと感じれる人にはおもしろい(こればっか)。
小説にしづらいミステリドラマというのはめずらしいのでは。

しかもそれがあんまりうまくない役者で見せられるという…。
「ああ、もっと謎をちょうだい!」といってしまう、真性の本格マニアにはそれも被虐的な「喜び」になるんだな(爆)。



  1. 2008/11/28(金) 00:00:00|
  2. 演劇
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青年団 「冒険王」

やっぱ、
「ご商売」の巧いアゴラ&青年団

そりゃいきますよ。
行きますとも。

でもね。
最近、平田の「現代口語演劇」もすこし変化が…と感じる。。。

これを旧作、再演でどんな風に展開していくんだろうかなぁ。

物語は内側に入り込んでくるんだろうかな?
(このあたりが核心)

「サンタクロース会議」とともに、結構醒めた目で見に行く。
09年の演劇シーンのために(大げさ)

役者陣がうまいので、楽しめたこと、楽しめたこと

しかし、もう「静かな演劇」ではないなぁ。

きちんとしたストーリーがある、普通の演劇である。

オリザ式作劇術はどうなったんだろう。

若い優秀な演出家を抱えている青年団

大御所は、どうなるんだろうか。

09年興味つきず


  1. 2008/11/26(水) 00:00:00|
  2. 演劇
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王子小劇場 「いきなりベッドシーン」

一人でも柿食う客だった。

柿喰う客 企画公演 七味まゆ味 一人芝居である。


七味は今一番のノリの女優だと思う。
 
元気炸裂下品爆発荒唐無稽がはじけまくりという、「柿」風味てんこもり。

たった50分なのに、七味一人を独り占めできおなかいっぱいになります。
幸せ!!

内容はとっても「痛い」話なので、
七味がいとしくてしかたなくなります

もう一度、みにいくかも。
(翌日行きました…)



  1. 2008/11/19(水) 00:01:00|
  2. 演劇
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王子小劇場 「いまさらキスシーン」 

玉置玲央 一人芝居である
最強の一人芝居フェスティバルと言われる『INDEPENDENT:08 』参加

七味、レオと「柿」の精鋭がそれぞれに核爆発してる感(一部に不適切な表現が含まれてます)

あわせて75分で、十分おなか一杯になるだけでなく、08年演劇シーンの最良の部分を体感できたといえる。

制服姿なので、今日はレオさまのおしりがみられないのか…
と私の中のみーはーギャルをなだめるのに躍起になっていると、
華麗に回転したときに、ミニスカがまくれ、ちらっとおしりが!!! 
わぉ!!
ギャル魂とオヤジ根性が同時にどきどきするという、ひとつぶで二度おいしい感…
やっぱ「柿」は見ている客(食ってる客?)も変態にしてしまうなぁ。

ところで 「大丈夫か?」というほど、多作をしてる中屋敷
来年は役者として外部出演か… (みたいような、みたくないような)

 




  1. 2008/11/19(水) 00:00:00|
  2. 映画
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五反田団 「すてるたび」

「アトリエヘリコプター」ってほんといいアトリエ。
超いまふうな、大崎超高層マンション街を抜けると、
いきなり、昔ながらの大崎の工場街。

かつての映画少年のあこがれ「東洋現像所」が「イマジカ」に替わったように、
どんどんおしゃれーな町に…。

その中で、ほんとに「町工場」って感じの、ヘリコプターはすてきすぎます。
1階ロビーには図面入れの木製キャビネットや計測機器なんかが、
セットのようにおかれ、うーむ「明和電機」(?)という雰囲気

でもそのアトリエに100名からはいるんです。
すごいです、さすが前田司郎です。

今回1500超の動員予定とか、、、
アトリエ公演の規模を越えてますね。

とにかく「紐付き」の助成金で芝居をやるのは止めたほうがいいってことですね。

あんな、妄想系ゆるゆるは「新国立」ではできません(笑)。

シャンプーハット黒田が激しくて、いいパッションを高いテンションで表現。
次はサンプルだって、楽しみ。

いいアトリエもってるんだから、ここを拠点に好きなことをやってくれたまえ。




  1. 2008/11/18(火) 00:00:00|
  2. 演劇
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グローブ座 「昭和島ウォーカー」

ジャニーズ、ファンたちが1階席を席捲する中、
炸裂するのは「ヨーロッパ企画」テイスト!!

V6イノッチも楽しそうに、
ヨロキカ世界に身を置いている。

しかし、

どうもヨロキカの「企画」には収まりのつかないテイストをもつ
粟根、中山、京野あたりの演技が、
ユルユルだからこそよいヨロキカ世界と収まりが悪く
結果かえって全体は散漫な感じにはなった。
残念!

カンパニーだけなら、もう少し面白くなった可能性があるだけに
ちょい他流試合はきつかったかな、上田くん。
でも、ヨロキカの面々、大舞台でも勝負づよさを見せるようになった。

ファンはそれなりに満足できるだろう。

石田、諏訪のやりとりと結局永野がいじめられるといういつもの一連の流れ
大好き!!

…だからこそもっとユルユルを




  1. 2008/11/10(月) 00:00:00|
  2. 演劇
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劇団外、本谷有希子 第一回作・演出作品 「幸せ最高ありがとうマジで」

まったく本谷は油断ができない。

今回も「悪意」の話。

美学や哲学がある「悪」ではなく、単なる「悪意」

こればっかりは、無差別テロのようなもので回避することができないのだなぁ。
おそろし


永作ちゃんが、生き生きと、充実して「悪意の女」を体現してました。楽しそうに見える。

あまりの悪さに 胸わるくなりますが、充実しました。

梶善最高!! 



  1. 2008/11/06(木) 00:00:00|
  2. 演劇
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